建物の築年数が経過すると問題となる雨漏れ。

雨漏れは建物の劣化を早める1つの要因であるため、長く住み続けるためにも事前の防水工事はとても重要です。

「防水工事をしたいけど、どの工事をすれば正解なのか分からない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

今回は防水工事の種類について分かりやすく説明しつつ、それぞれのメリットなどについても併せてご紹介していきます。

防水工事にはどんな種類がある？メリットや特徴について

防水工事とは、雨水や紫外線にさらされている屋根や外壁、ベランダなどの建物部分に施される防水処理のことです。

建物の内部に雨水が侵入してくれるのを防ぐことで、建物の寿命が伸びます。

防水工事の種類

防水工事には以下のような種類があります。

• ウレタン防水
• FRP防水
• シート防水
• アスファルト防水

施工したい場所によって適した防水工事が施されます。

ここではそれぞれの工法や施工箇所についてご説明します。

ウレタン防水

ウレタン防水とは、液体状の防水材を流し込むことで厚みを造る防水工事のことで、密着工法と通気緩衝工法の2種類あります。

密着工法は、既存下地がウレタンの場合に使用し、3種構造によって仕上げる工法です。

密着工法によるウレタン防水工事は、おもに一戸建てのベランダに施工されます。

通気緩衝工法は、既存下地がコンクリートの場合に使用する工法です。

下地がコンクリートの場合、密着工法だと蒸気によって膨れが生じてしまいます。

しかし通気性のよい通気緩衝シートを使用することで蒸気を逃し、膨れを防いでくれるのです。

通気緩衝工法によるウレタン防水工事は、バルコニー、陸屋根、屋上に施工されます。

シート防水

シート防水とは、塩化ビニールや合成ゴムでできたマットを、専用の機械か接着剤を用いて敷く工法であり、密着工法と機械固定工法の2種類あります。

密着工法は、専用の接着剤を使用してマットを貼り付ける方法です。

機械固定工法は、専用の機械を用いて施工する工法です。

おもにアパート・マンションの共用部分やビルや商業施設の屋上などの広い場所に使用されます。

アスファルト防水

アスファルト防水とは、合成繊維不織布に液状のアスファルトを塗布した、ルーフィングと呼ばれるシートを張り重ねていく工法です。

二層以上にすることで防水機能をより高めています。

アスファルト防水には、トーチ工法と熱工法の2種類あります。

トーチ工法は、熱でアスファルトを溶かしながらシートを張り付けていく工法です。

熱工法は、熱を加えて溶かしたアスファルトを使い、ルーフィングシートを敷き重ねていく工法です。

従来からよく採用されている防水工事であり、学校やビル、マンションなどの広々とした屋上で施工されています。

FRP防水

FRP防水とは、ガラス繊維でできたシートを敷き、上からポリエステル樹脂を塗布する工法です。

そもそもFRPとはガラス繊維を混ぜたプラスティックのことで、繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略語です。

おもに一戸建てのベランダやアパート・マンションの屋上やベランダに施工されます。

防水工事のそれぞれのメリットや特徴

前章では、4種類の防水工事の工法や施工箇所についてご紹介しました。

4種類の防水工事には、それぞれ異なるメリットや特徴があります。

防水工事のメリットや特徴について以下に詳しくご説明します。

ウレタン防水

ウレタン防水は液状の防水材料を使用するため、狭い場所や複雑な形状をした場所に使用できるのがメリットです。

狭小や複雑な形状をしている一戸建てのベランダにおすすめの防水工事です。

液状のため乾燥時間に時間を要しますが、一戸建てのベランダの広さだと乾燥時間も多く必要ありません。

シート防水

シート防水は、シートをそのまま上から貼り付けるため、どのような種類の既存下地にも対応ができる点がメリットです。

乾燥時間も早く工期が短く住むため、多くの人に使用される頻度が高いアパート・マンションの共用部分にぴったりの防水工事です。

形状が複雑な場所には使用できませんが、平らで広々とした場所に適しているといえます。

アスファルト防水

アスファルト防水は防水工事のなかでも歴史ある施工方法で、実績が多く信頼性が高い点がメリットです。

耐久性にも優れており、ほかの防水工事に比べて防水効果をより長く保てます。

高い技術力が必要とされる工事のため、信頼と実績のある業者選びが重要です。

FRP防水

FRP防水は、強度が強く軽量であるほかにも、耐水性、耐水性、耐火性に優れているのがメリットです。

バーベキューやガーデニングをベランダで楽しむ方におすすめの防水工事です。

コストがかかりますが耐久性に優れており、雨や紫外線にも強いため、メンテナンスが少なく済みます。

防水工事の依頼は優れた防水材「FRP防水」を採用しているコーホーペイントへ！

今回は、主な防水工事の種類やメリットをご紹介しました。

防水工事にお悩みの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

また、コーホーペイントではFRP防水『トーヨーケミルーフ』を活用した防水工事をおこなっております。

『トーヨーケミルーフ』は、耐水性・強靭性・成形性に優れているFRP防水工事です。

そのほかにも、工期が短く、軽量で設計の自由度が高いのも特徴です。

FRP防水『トーヨーケミルーフ』による防水工事で、雨風や紫外線から大切な家を守りませんか。

防水工事やFRP防水『トーヨーケミルーフ』については下記の記事でも詳しくご紹介していますので参考にしてください。

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防水工事のお見積り・ご相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。

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